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池添 博
原子力工業, 41(3), p.31 - 34, 1995/00
ウランより重い元素はどこまで存在するか(超重元素の探索)、また、原子核はどこまで変形するか(超変形核の探索)に関する解説である。超重元素(114元素)の存在の可能性が最近の理論的及び実験的研究により、ますます高まってきた。原研においても、これらの超重元素領域の原子核を合成すべく、新しい反跳生成核分離装置を建設中である。又原子核の軸比が2対1からそれ以上にもなる超変形核が存在する可能性があり、これらを発見すべく、多重線測定器の製作が進行中である。以上2つのトピックスについて、やさしく解説した記事である。
宇都野 穣; 市川 隆敏*; 清水 則孝*; 大塚 孝治*
no journal, ,
Caは二重魔法核であり、その周辺核の基底状態は球形とされているが、数MeV励起した準位から始まる大きく変形した状態が存在することが知られている。Caは最近、非軸対称した超変形状態をもつことが実験的に示唆され、興味を持たれている。本講演では、Caの変形状態の性質を探るため、大規模殻模型計算によってそのエネルギー準位や遷移行列要素を計算した結果を報告する。従来知られていた6粒子4空孔励起した超変形状態の他、変形度がやや小さい4粒子2空孔励起した変形バンドも得られた。これに対応するエネルギー準位もガンマ線分光のデータの中に存在していることがわかった。